雪彦山山行 2000/6/4 |
天気予報では週末は雨のはずだったのに突然の快晴予報にたまらず家を飛び出した!!
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昼ごはん | 夕ごはん |
雪彦山登山口-展望岩-出雲岩-大天井岳-天狗岩-地蔵岳-虹ヶ滝-出合-雪彦山登山口 | おにぎり 番茶 |
おにぎり(豆)(梅)(鮭) からあげ、ダシ巻玉子 きゅうり、鮭切り身 味噌汁 |
自宅 |
<その他持参した食料> 水ようかん、フレンドベーカリ、パインアメ、まるこめ味噌 |
雪彦山味噌汁 | 作り方 | 評価 |
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【用意するもの】 3人分のマルコメ生みそ 以上 今回は弁当が豪華であったため、汁物は完全に脇役ということで、単に生タイプの味噌をといただけで終わりました。雪彦山で食べたから「雪彦味噌汁」・・・くっ、苦しい・・・これはクレームがつきそうだ。 |
いつもの山行ではレーションと称する御菓子と水だけなので山で温かいものを飲むのは夏でも結構いいものだと感じた。
だれも小さい食器を持ってきてくれなかったので、飲むのに苦労した。まったくアホである。しかもハシも忘れたので、その辺の小枝をハシ代わりにした。 |
雪彦山弁当 | 作り方 | 評価 |
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味噌汁と同じく雪彦山で食べたから雪彦山弁当
・だし巻きたまご |
ひさびさに山で弁当を食べた。小学生の時の遠足を彷彿させる内容である。山でコンビニのお弁当を食べるのもいいけど、こういう手作りにはやっぱし勝てないですなあ。
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【山行日記】
悪友まりも氏から土曜日の夕方に電話があり、明日が当初の予想とは裏腹に天気がよいようなのでどこかに行けへんかという誘いを受けた。さっそく山おたくの名著「日本の山1000」?をお互いめくりながら播州の雪彦山(せっぴこさん)にいくことに。情報はWebでGET。
6/4(日)
登山口からは樹林帯の急登で、5分も歩くと汗が吹き出てくる。気がつくとガス、コッヘル、弁当すべてが私のザックに入っていることに気づく。やられた!ナウシカの仕業だ!しかしこれもトレーニングといいきかせ我慢する。ほどよく汗をかいたころに展望岩に。ここからは雪彦の山々がきれいに見える。樹林の中は心地よい風が吹いており、また日差しもきつくないので、ちょっとした森林浴の気分になれる。真夏だとこうはいかんだろう。
しばらく歩くと出雲岩が目の前にバーンと現れる。真近で見るとデカイ!ところどころにスプレー落書きがあるが、なんと1961年というのもある。俺はうまれてねーぞ。スプレーする奴もとんでもない奴だが、39年たっても消えないというのもすごい。出雲岩をすぎると岩稜がたくさん出てくる。いくつかを乗り越えると覗き岩という大台ケ原の大蛇くらのような眺望の開けた場所にでる。ここからは駐車場が見え。意外と高度をかせいだことに驚く。雪彦山系は意外と奥深く、「もののけ姫」にでてくる山並みのような景色をみることができる。
覗き岩からはセリ岩の細い隙間を抜け(横幅の広いお方は絶対通行不可能なので注意!)、20分ほど登ると大天井岳の山頂に到着する。本当の三角点はこの先の山なのだが、とりあえずここが雪彦山ということになっているらしい。もっとも雪彦山という名前もこの山々の総称のようである。山頂で弁当をと思ったが、あぶがめちゃくちゃよってきたのですこしの休憩のあと、天狗岩方面へ移動する。すこし下ったところでランチタイムとするが、だれもハシをもってきていないことにきづく。ああ、ええかげん登山隊!その辺の小枝を利用する。(^^〉
食後、下山コースへ。一般道と上級コースのふたつがあるが、上級コースを下ることにする。絶壁をぶっとい鎖を頼りにおそるおそる下る。こりゃとてもじゃないけど初心者は連れてこれんなあ。下山コースの途中に地蔵岳があり、そこからは雪彦山の岩峰群が真近に見える。さながら中国の桂林のようだ。(って行ったことないんやけど)地蔵岳を過ぎ、途中でクライマーたちが登攀する岩壁をすぎるとまた樹林帯に入る。緑がまぶしい。このあたりはすっかり夏を感じさせる。虹ヶ滝を過ぎ、出合いまでくると若者4人がコンビニ弁当をぶらさげて軽装で登ってきた。こりゃ登山口も近いなあと思っていると堰堤が現れ、登山口横の道に出た。 下山後、駐車場代を支払って「雪彦温泉」へ。少々狭い感じがするが、清潔で感じのいい温泉。自販機がおいていないのが玉にキズ。温泉の庭で池の中を泳ぐ鯉を眺めながら、のんびりする。今日は太陽が照りつけることも無く、心地よい風が吹いて大変気持ちのいい一日であった。
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