岩篭山(いわこもりやま)山行 2000/7/2 |
この季節の天気予報はほんまあてになりませんな。天気がよくなると想定し、敦賀の岩篭山に行ってきました。
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昼ごはん | 夕ごはん |
敦賀IC-市橋-岩篭駐車場 -5つ目の堰堤-岩篭山頂- 堰堤-岩篭駐車場 |
お茶漬け 緑茶 |
カロリーメイト×1/2 こんにゃくゼリー×3 みずようかん×1 いちじくあめ×1 |
ソースカツ丼 (敦賀ヨーロッパ軒) |
<その他持参した食料> おーいお茶(500ml)、フレンドベーカリ、ぱいんあめ |
ソースカツ丼セット | 内容 | 評価 |
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特製ソースに漬けたカツが3枚、どんぶりの上にでーんと乗り、野菜サラダと味噌汁がつく。
想像していたソースカツ丼とは異なり、カツの下に千切りキャベツはなかった。このあたりが大町や駒ヶ根のものとまず異なる。 味はこの手の品に共通な「見た目に比べ意外とさっぱり味!」で、おいしい!
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地方の山へ行ったら、その地方のおいしいものを食べたくなるのは腹ペコ山男のひそかな願望である。
今回福井の山を攻めるにあたり、wwwで手当たり次第検索すると「ソースカツ丼」と「ヨーロッパ軒」の2つがキーワードであることを発見。 敦賀市役所の横にある、同店に潜入いたしました。ファミリーレストランのような店構えに「あれ、ほんまにカツ丼屋?」とびびったが、この店舗は洋食全般を扱っているようだ。店は敦賀の老若男女で満員御礼だった。 |
ヨーロッパ軒のメニュー | 内容 | 評価 |
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こんなメニューが席の横にある。まず席につくとアルマイトのきゅうすを店員が持ってくる。中には冷たいお茶が。うれしいサービスである。
メニューはカツ丼がメインであるが、そのほか、ハンバーグなどの洋食屋さんに通常あるものもある。カツ丼にはどこにも「ソースカツ丼」とは書いていないので注意!ほかにパリ丼というのもある。 |
福井県民しかおそらく知らない店だと思う。しかし老若男女をここまで魅了する店を私は知らない。おそるべし、福井のカツ丼屋!
カツ丼マニアのサイトにある、うまい店のカツ丼番付の上位に必ず食い込むお店のようである。
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【山行日記】
7/2(日)
朝2時に起床、真っ暗な中、朝飯をかきこみ、3時に出発。朝の名神を快調に飛ばす。しずがたけSAで待ち合わせて、5時すぎにまりも氏と合流する。今回は寝坊もなく順調である。 敦賀ICをでて、国道8号を南下し、「市橋」で右折して、農道を走る。対向車をよけることができないくらい細い道を10分ほど走ると岩篭駐車場の標識がでてくる。福井県で人気の山とのことだが、まだ誰もきていない。しめしめ、静かな山旅が楽しめそうだ。
駐車場からは5分ほど歩くと、農道がとぎれ、登山口につながる。入り口にはクマ出没注意の看板が!クマにであったら、目をそらしたほうがいいのか、はたまたにらんだほうがいいのか、とクマ対策についてベラベラしゃべりながら歩く。幸い議論のネタを実践する機会はなかった。十分鈴代わりになったようである。 登山道は沢沿いを右岸、左岸と飛びながら走っている。なんども渡渉しながら、沢の音と水飛沫を浴び、夏の山行を楽しむ。沢はナメ滝やお釜をたくさん持っており、おもわず飛び込みたい衝動にかられる。子供達を連れてくるだけでも楽しいだろう。堰堤を5つ越えると道は沢からしだいにはなれ、樹林帯を急登する。風はなく、湿度が高いこともあり、汗が吹き出てくる。
鞍部にはちいさな標識がある。ここから岩篭山まで30分だ。ほとばしる汗もそのままに山頂へ向う。ここまら山頂まではアザミや野生のユリがお出迎えしてくれる。ユリはちょうど花が咲かせていた。薄い笹の道を登ると、そこは岩篭山山頂である。今日はかすみがかかっており、展望はいまひとつだ。曇天ではあるが、風がまったくなく、わずかな休息のあと、第二の目的地であるインディアン高原に向かう。ここからみるかぎり笹薮である・・・いやだなあ
予想どおり、インディアン高原へのみちのりは笹、笹、笹である。最初は膝下くらい、次第に腰のあたり、胸と笹が迫ってくる。193cmのまりも氏は余裕の表情だ。私は文字通り露払いで下半身はべとべとになる。深い笹をこえるとそこは巨石が鎮座するインディアン高原だ。ここは谷から心地よい風が吹きつけ、大変気持ちがいい。「インディアン高原」などという変テコな名前を命名した敦賀山の会会員には感謝!である。今日はインディアン3名がこの高原で遊ばしてもらいました。
展望と風を楽しんだあと、インディアン高原を後にする。次第に雲は晴れ、太陽が顔を出す。いいときに来たとみんなで喜ぶ。下り道は沢をながれる水の音と、登りではあじわえなかった緑のシャワーを浴びてながら気分爽快で歩く。豊富な水(しかも冷たい!)を楽しみ、水辺で休憩。今日はいったい何人と出会うかなと人数を数えはじめる。中高年のグループが圧倒的に多い。福井人気の山とのことで総勢何人になるかカウントを始める。
最後の沢の渡渉を終え振り向くと、まりも氏が水の中に手を入れてなにかを探している様子。?何やってるんやろ?「どしたん?」と問うと「カメラが・・・」はたして数秒後、水のなかから氏愛用のコンパクトカメラが救出される。渡渉の際にズボンから転落してしまったようだ。はたしてフィルムの運命はいかに?
とんだハプニングもあったが、無事登山口にたどりつく。すっかり快晴の青空に上機嫌!結局われわれを含めて15名が本日この山で遊びました。
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