高座谷から荒地山 2004.04.25

ホームグラウンドの六甲で2週間続けて谷歩きと山のぼりを楽しみました。



【日時】平成16年4月25日(日曜)
【メンバー】腹ペコ山男
行程
朝飯
昼飯 晩飯
自宅-阪急芦屋川駅-高座の滝-高座谷-キャッスルウォール-黒いわ-荒地山-高座谷-高座の滝-徒歩で自宅
自宅
自衛隊おみやげの
パンの缶詰
ココナツサブレ
自宅で作った番茶1本
自宅
(カレーライス)
食べたもの


東京滞在記Uにも記載したが朝霞駐屯地でおみやげとして購入したパンの缶詰を山で食べてみた。

今回は前回のチョコ味に続いてイチゴ味。

自衛隊のおみやげとしてネタとして購入したが、イチゴ味はちょっと・・・でした(笑)
自衛隊パンの缶詰U(いちご味)

【山行日記】

東京の長期出張から戻ってくると香取君が宣伝をしてたOMRONの体スキャンが我が家にも鎮座していた。先週山に行き、測定してみると体脂肪率も下がり、ようやく適性年齢を数値が示すようになった。やはりこれくらいの運動をしないとあかんのやなあと思いつつ、1週間を過ごしてしまった。昼飯を減らすと腹が持たなくて晩ご飯をたくさん食べてしまうし、どうも性格的に食を減らすのは無理のようだ(笑)やはり運動あるのみか。


4月25日

早起きして山に行き、午前中には戻る予定であったが起きたら、すでに8時半だった・・・。ゆっくりと準備をして先週と同じく阪急芦屋川まで車で送ってもらう(汗)アプローチ短縮である。今日は先週よりも風が強くて冷たいので汗も以前ほどかかない。豪邸の間をすり抜けて新緑のまぶしい高座の滝の入り口についた。今日は先週気になっていた高座谷と荒地山に行こうと考えていたのだ。ロックガーデンの取り付きから右の谷に下りるとそこが高座谷だ。今回はテントが5張ほど張ってあった。どこかの山岳会だろうか。(にしてはフライに名前が書いていない)
そのまま、高座谷を石つたいに歩く。すこし歩くと小滝が現れた。傍らにはお地蔵さんがある。いつからそこにあるのだろう。滝を登ろうかとおもったが、かなりぬれそうだったのでやめて道を巻く。しばらく登ると大きな堰堤が見える。堰堤を越えると猪が5匹くらいいた。餌付けしてるおちゃんたちの話からはどうやらイノシシには名前がついているようだ。ついつい物の怪姫を連想・・・。

 
 
 
新緑まぶしい滝乃茶屋入り口
高座谷を進むと小さいな滝がある。脇にはお地蔵さんが。
奥に進むと堰堤と猪が。餌付けされてました。

イノシシ君たちの水場を横切り、谷奥へ進む。堰堤が見えてきたので、一度は右側の巻き道に上がるが、時間もあるし、先がどうなっているか知りたかったので堰堤の左側を巻いてみるが結構危険っぽかったので諦めて下降し、また元のコースに戻る。しばらく進むと風吹岩の尾根との分岐の道にたどり着く。このコースはまったく説明板などがないので、地図とにらめっこしながら進まないといけない。冒険心(?)をすこしくすぐり、わくわくする。
右の尾根にはキャッスルウォールが聳え立っている。よく見るとクライマーが取り付いている。地図を見ると荒地山にはこのキャッスルウォールを巻いていくようなので、この岩の取り付きまでいくことにする。谷は左からの落石で岩だらけ。歩きにくい。枝谷を詰めていくとどどーんと壁が聳え立つ。しばしクライマーを見物。見る限りは左側が一番難しそうなかんじ。右側はやさしいかな。ザイルを見るとこの岩場はあまり高さはないが、場所がいいので高度感は満点のようだ。ここからは左側に道があったので、その道を選ぶが、あとで調べてみるとこれはかなり遠回りの道だったようで本来はキャッスルウォールの左側をよじ登っていくと岩梯子の尾根に出られるようだ。今度挑戦してみよう。
暗い谷道を歩くが、人は全然いない。静かだ。ときどき足を止めてみるとこの六甲山の中で人間は一人しかいなような錯覚にとらわれる。谷から尾根に乗り、尾根をどんどん登ると眼の前に巨石群が現れる。これが黒岩だ。先客が1名いた。ここからの景色は最高。左に荒地山が見え、右には中央ルートの尾根、振り返れば六甲の山並みが見え、改めてこの山の奥深さが味わえる。南側をみるとややかすんでいるが紀伊半島の山並も見える。


 
 
 
キャッスルウォールが見えた
望遠で見るとクライマーが!
取り付き部はこんなかんじ



キャッスルウォールを巻いて振り返る
黒岩に到着
ここからの眺めは絶景!

黒岩の上にどっかりと座り、風が吹き抜けるので防寒着を一枚来て例のブツを取り出す。そう、朝霞自衛隊基地で購入したお土産のパンの缶詰だ。自宅では食べる機会もなく、嫁からは「これなんとかしてよ〜」と300円もするのにひどい扱いを受けているパンの缶詰だが、こーいう機会にこそがんばってもらわれねばならぬ。故に「おにぎりでもにぎろうか」という嫁の温かい言葉にNoThankyouをしたのである。・・・しかしお味のほうはチョコのほうがよかった。イチゴ味はちょっと
ううーん、あんまりおいしくないかな・・・。まあ、ネタだしえっか。

ここで15分ほど休んだあと、ふたたび、尾根道に戻る。ぐんぐん歩くとひょっこり荒地山の山頂に出てしまった。黒岩で景色を眺めたときに今回行きたいなあと思っていたコースからやや外れたことは分かったが、山頂に直接出る尾根とは思わなかった。(汗)
荒地山の山頂はそのアプローチとは異なり、まったく展望がないので、早々に引揚げ、芦屋方面に下山をする。巨石群の間をすり抜けるように下るのだ。今度はここを登るぞー。(笑)




イチゴパンの登場です
こんなかんじ!
急に開けたところに出ると



荒地山山頂だ!
高度感のある岩場
この岩の下をくぐる



奥深い山を堪能できる
岩梯子はこれです
ん??ち○コ岩??

なんとかえもんの岩(名称忘れました)をくぐり、岩梯子をくだり、ち○こ岩(勝手に命名)の奇岩を楽しみ、尾根を下る。振り返ると荒地山がどどーんとそびえたっている。六甲前衛の割にはボリュームがある山だ。デジカメの望遠で撮影すると黒岩の特徴ある松がしっかりと確認できた。

尾根を下り、城山と高座谷へ下る分岐を、高座谷に下りる。やや暗いがあっという間に谷に下りてしまう。下っていくと人の声がする。右に大きな岩が見えてきた。はて、この岩、どこかで見たなと思ったら、今日の行きにイノシシとあった谷のところにあった岩だった。そーか、この道からこの谷を登ると稜線にあがれるのかと納得。すこし得した気がした。




振り返ると荒地山がでかい!
尾根から見る荒地山
新緑でいっぱい



高座の滝の前のモミジ
芦屋川と城山
芦屋川もすっかり緑におおわれていた

上を見ると太陽の光を浴びて新緑がとてもまぶしい。高座の滝にあるモミジも太陽の光の演出で美しく輝いていた。芦屋川もすっかりとミドリ色になり、川では子供たちがタモを持って遊んでいた。城山は川からみるとかなり目立つ。豪邸やマンションを今後の参考(?)とばかり、デジカメで撮りまくった。今日は電車に乗らずにそのまま、自宅まで歩いて帰ったが、阪急芦屋川駅から自宅まで1時間以上かかった。帰宅後、すぐに体スキャン!体脂肪はあまり変化が無かったが体重が落ちていて、なぜか内臓脂肪の値も下がっていた。年齢も若くなっていた。(にやり)しかし晩飯はカレーで、もりもり食べてしまった。


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